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New Fragrance Clori

Clori<クローリ>

ルネッサンス期のフィレンツェを代表する画家ボッティチェリの作品「プリマヴェーラ(春)」からインスパイアされたシリーズの香り「クローリ」。前回の新作ゼッフィロと関連する香りです。

花の女神とされるフローラをジャスミンやオレンジブロッサムなどで表現。


トップ:スグリ
ミドル:ジャスミン オレンジブロッサム
ベース:バニラ サンダルウッド


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プリマヴェーラの物語について

 

ボッティチェリの「プリマヴェーラ(春)」には、ギリシャ神話に登場する多くの神々が描かれていますが、その中でもゼッフィロ(ゼピュロス)とクローリス(クロリス)は、春の訪れを象徴する重要な存在です。この二人の物語は、自然の変化と生命の再生を表現しており、特に「プリマヴェーラ」においては、春の息吹と美の象徴として描かれています。

ゼッフィロ(ゼピュロス)

ゼッフィロは、ギリシャ神話で西風の神として知られています。彼は温暖で穏やかな風を司り、春の到来を告げる存在として描かれます。絵画の右端で彼が登場する場面は、冷たく荒れた冬の後に温かい春の風が吹き始めることを象徴しています。また、ゼッフィロはクローリスに恋をし、彼女を追いかけている場面として描かれ、自然の生命力や変化を象徴しています。

クローリス(クロリス)

クローリスは、花と春の女神です。ゼッフィロに追われている場面で描かれており、彼が彼女に触れた瞬間、クローリスは「フローラ(花の女神)」に変わるとされています。これは生命の成長と開花を象徴しており、クローリスの口元から花々がこぼれ出る様子が、春の訪れと自然の豊かな生産性を表しています。このように、「プリマヴェーラ」ではクローリスが自然の生産性と美の象徴として描かれています。

二人の役割と象徴

「プリマヴェーラ」におけるゼッフィロとクローリスの関係は、春の訪れと豊穣、愛と自然の循環を描いたものとされています。ゼッフィロの穏やかな西風がクローリスをフローラへと変化させることで、自然の力が美しく咲き誇り、春の季節が訪れることを象徴しているのです。

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